クライアント画像

クライアント・フォーカスの第一歩は「クライアントの顔を見る」。

新卒研修などでよく出てくる「メラビアンの法則」にもありますが、
人とのコミュニケーションで圧倒的な比率をしめるのは「見た目」です。

これは、対クライアントの場面に置き換えて考えると、打合せの間中、
いかにクライアントの表情、しぐさ、姿勢の変化を見るかということです。

クライアントとの打合せ中にPCを操作するとか、メモを取るのに必死になってたり、
というのはクライアントの顔を見れない=最も大切なメッセージを見逃す、
というリスクにつながるように思います。

義務として議事録を書かなければいけない時、あるいは大切な数字や人名など
記録することがクライアントにとってもプラスになる場合を除いて
私は1時間なら1時間、クライアントの顔を見続けることをお薦めします。

もちろん睨みつけたり凝視は困りますが(笑)

メモを一生懸命とって、その後読み返す確率がどれほどあるか?
かつ、その内容から意味ある行動にうつる活動がどれほどか?

と考えると、個人的な経験ではクライアントの表情・しぐさ・姿勢の変化で
読み取れた事の方が、その後の行動にはるかに役立ってます。

私が20代の頃、コンサルティング会社で仕事をしていたとき、今と同様に
正解がまったくない仕事でした。

クライアントとの打合せ終了後は、毎回長時間かけて他メンバーと

「あの時のあの表情はどんな意味だったのかな」
「なんで途中から腕組みしたんだろ?」
「あの提案の時、ちょっと眠そうだったよね」
「最後、目を合わせてくれなかったなぁ」
「途中からしきりに上司の顔見てたよね』等々。

一人で見ると見間違う時が多いので、いつも表情から行間を読む事の議論を
ワイガヤした上で、次の提案づくりをしていました。
それが仕事の楽しみでもありました。

6年ほどまえにキャリアカウンセラーの資格試験を受けた際、10分ほどの
カウンセリング実技があるのですが、その際、メモは禁止となってました。
記録ではなく記憶しろ、そのときそのときの表情を見逃すな、という主旨です。

場面を変えると、プレゼンする際、スクリーンを向いて聴衆に背を向けて
話す人も多いです。これも同様です。

自分がプレゼンする内容に対して、どんな反応なのか?これを確かめながら
話を微修正していかなければ、なかなか長時間、退屈させずに人に聞いて
もらうことは難しいと思います。

クライアントに満足頂くためには企画力やデザイン力、提案力が必要。
ただ、残念ながらすぐには身に付かないものです。

「聞く力」と「見る力」はすぐ出来ます&すぐ成果がでます。

発信も受信も、すべて双方向が原則です。
そのための第一歩は「顔を見る」ことです。
極論すればすべての答えは「顔」に出ます。

逆の立場で、自分が顔に出やすいから、なおさらそう思うのかもしれませんが(笑)