UDSの組織ビジョンとして掲げている「チーム・アップ」

自分で考えて強みを発揮するプロが集まりチームをビルドアップ(鍛え上げる)し、
協力し合って相乗効果を高めてチームをアップグレードさせる、

という意味で使っています。

根底には、いいチームをつくればいいサービス、いいモノが提供できる
確率が高まる、という考え方があります。

個人的に担当したコーポラティブハウスやキッザニア、藍天城などは
今振り返っても、本当にいいチームでした。
お互いの役割を尊重しつつ、共通の目的、目標に向かって高め合ってた感じ。

最初の第一歩がチーム・ビルディングです。

一つのプロジェクトやサービスに関わるメンバーが、どのようにチームを
つくっていくのか。このことを、今一度、真剣に考えて頂きたいと思います。

企画×設計×運営はUDSの強みです。
ただ、元々が得意分野も達成感の感じ方も、志向性も異なる職種の集まりです。

言い換えると、この3職種が一緒に仕事をすることは、根本的には合わない、
普通にやってもうまくいかない、と考えるほうが自然です。

では、どのようにすればうまくチームになっていくのか?

一番すぐできて効果が出るのは、しっかりと対話を重ねて、共感できる目的と
共有できる目標を見つけ出していくことだと思います。

目的は定性的な内容が多いと思います。
何のためにやるのか、どうだったらハッピーか、等。
すべて一致することはないのでどこに共感できるかだと思います。

目標は定量的な内容が多いと思いますので、共有が必要です。

言うのは簡単ですが、実現するのはかなり手間がかかります。

メールやSNSもチーム内コミュニケーションとしては有効な手段です。
ただ、内容は情報や事実の共有に適していますが、状況や考え方を共有するには、
面と向かって対話をしていかないと難しいと思います。

「このプロジェクトのクライアントのニーズは何か?」
「クライアントはなぜ私たちにチャンスをくれたのか?」
「自分はこのプロジェクトで何をやりたいのか?」
「自分がこのチームに必要な理由は何か?」
「なぜ自分がこのプロジェクトに関われて、このチームの一員になれたのか?」
「このプロジェクトが終わった時、どうなっていたいのか?」
「自分はチームメンバーにどのような貢献ができるのか?」

とにかく腹を出し合って、
意見が合わないところは納得いくまで議論して
最強のチームをつくる、そのことが、個人ではなし得ない、新しい付加価値を
創出していくための最短の方法だと思います。