やりたいことや実現したいことがあればあるほど、1人でできることに
限界を感じることありませんか?

そんな時、個人的にいつも意識するのが「動かす力」です。

動かす力というと、役職による支配っぽく聞こえるかもしれません。
細かく言うと「動きたいと思ってもらえる力」です。

人を動かす、組織を動かす、プロジェクトを動かす、世の中を動かす。

すべて共通してきます。
当然に前提はまず「自分が動く」こと。
これなしでは、ヒトもコトも動いてはいきません。

では、自分が動いた上で、どうであれば周囲の人や組織、状況が動いていくのか。

もちろん、スキルや経験も必要ですが、それ以上に共感を得られる情熱と
動かそうとする勇気というちょっと精神論っぽい内容の必要性を感じます。

最近、代々木ではありがたいことに受注案件も増えてきました。
でも、これは自然に流れてきている訳ではなく、誰かが動かした結果、
プロジェクトになってきているのだと思います。

基本は動かないもの、と考えるようにはしています。

日々頂くふわっとした案件の中で、意図的に動かそうと思えるものに
共通するのは、「社会的に意義がある」「これまでにない新しさ」
「関わる人が成長できそう」などの判断軸です。

関係者も多数いるため、1人ひとりから動かさなければ変わらないし、
組織も動かさなければ投資の意思決定を導けない。

動かそうと思って動くわけではありませんが、動かそうと思わない限り
動きません。禅問答みたいですが、すべては自分次第かなと思います。

言い換えると、何かを提案される際、自分も動きたくなるのは
その人に「情熱」と「覚悟」が感じられる時です。

こういう人と仕事すると仕事が楽しくなる、と経験則で体にしみついてます。

自分だったら、何について、誰を、何を動かすのか?
日々の業務の先を見据えて常に考えていたいテーマです。