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海老名でフューチャーセンター【RICOH Future House(RFH)】の企画開発を
お手伝いさせて頂いているリコーさんが2002年からCSRとして運営している
市村自然塾(神奈川県足柄上郡松田町:最寄駅小田急線新松田駅)に行ってきました!
http://www.szj.jp/

RFHの3階でこども向けの科学教室を企画していますが、自然科学としての
農業にも力を入れていきたいため、今後の連携策も見据えての見学でした。

http://www.uds-net.co.jp/archives/2135


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市村自然塾は、創業者・市村清氏の生誕100周年記念事業として、当時の浜田会長の
強い想いによりスタート。
昨年の「青少年の体験活動推進企業表彰」では文部科学大臣賞を受賞!!

約1,200坪の立地選定においては、30種類以上の野菜を育てられることはもちろんのこと、
都心から1時間近くで行けること、小川があること、周辺に現代的な設備が見えないこと
等30カ所以上から厳選されたそうです。

「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした自然体験活動、
共同生活を通じて子供たちの健全な育成、成長を支援しています。


当時の浜田会長の想いとして
「自然と人間の接点は植物であり、植物を育てるのが人間として最も自然に接する事」

いろり

まずはいろりのある部屋でこれまでの経緯をビデオをまじえて学びました。
3月から11月までの約9ヶ月間を隔週で18週活動します。

小学校4年生から中学校2年生の男女各28人。
春の種まきから秋の収穫までに行われる一連の農作業全てを子どもたちが
行います。

予定表

隔週の金曜日に学校が終わってから、日曜日の午前中までの2泊3日を7人1部屋の
グループで共同生活を行います。

部屋

7人1部屋、すべてロフトがついていてロフト越しに各部屋は行き交い
できるようになってます。

キッチン

市村自然塾は、参加費・宿泊費・食事代・活動費は全て無料!!!
リコーさんの社員さんとNPO法人で運営されています。

塾頭は元エンジニアのベテラン社員さん。他にも農業指導者・看護師・調理師などの
専門職の方々が子ども達を全面的にバックアップしています。

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奥に見える小川では、市村自然塾のOBメンバーがOB用の畑の手入れを
かねて川遊びをしていました。
OBはすでに600名!
今後のRFHにとっても、重要なネットワークになります。

ごぼう

子ども達に最も印象に残ることが多いというごぼう畑。
1メートル近く掘って種を植えるため、収穫時には見た事ないような
巨大なごぼうに毎年、歓声があがるそうです。

お茶

生け垣と思いきやお茶が植えられてます。

プラム

野菜の自給率は92%。
1,200坪の敷地至るところに野菜や果物。
周辺の農家さんは高齢化が進み、市村自然塾に管理を頼まれることも
多いそうです。すっかり地域にとけ込み、貢献しているな、と実感。

かまど

ご飯も釜戸で炊きます。

収穫予定

30種類近くの野菜について、18週にわたるスケジュールが貼り出されています。

12期

壁には12期分の集合写真が飾られてます。
約9ヶ月を隔週で18回、計50人前後を1年やるのだけでも大変ですが、
それを12年続けているのはまさに驚嘆!

ランチ

今日のランチはとれたて野菜のサラダとなすのスパゲティー。
パスタも手打ち!美味しかったです。

振り返り

今週は女子28名でした。帰る前に今週の振り返りを熱心に。

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最後に採れたて野菜を頂きました。
ホスピタリティーにも頭が下がりました。

スタッフの方々に徹底されているのは「4無(よんむ)」の基本姿勢

①指示しすぎ無い
②命令しすぎ無い
③教えすぎ無い
④世話をやきすぎ無い

何よりも、子どもに任せることで自主性を伸ばすことを目指されています。

日常の自分のマネジメントにも必要なことだな、と考えさせられました。

実際に接した子どもたちは、猛暑の中ではありましたが、異年齢を感じさせないほど
皆、1つのチームとして積極的に活動していて、とても喜々として活動してました。

今後、RFHでも積極的に市村自然塾の情報提供をするとともに、OBたちとも連携して
定期的に自然や農業について対話できる場づくりができるといいな、と思いました。

また、UDSとしても海老名の親しい地主さんにお願いして畑を借りて市村自然塾の
アドバイスを頂きながら野菜を育てていきたいと思います。

1Fのカフェで採れたて野菜も出せますし、何より子ども、大人を問わず身近に自然に
接する事ができる価値は大きいな、と思います。