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上越水族館でお世話になっている倉田直道先生から頂いた本。
ご自身も長野出身でいらっしゃる倉田先生が行政アドバイザーとして、
中心市街地活性化の牽引プロジェクトとして市民会館の建替えを推進。
特徴はなんといっても、市民と行政のパートナーシップ。
構想検討から、設計・建設、管理運営まで一貫した市民参加プロセスを導入。

日本建築学会賞も受賞するなど建築としての評価も高いですが、圧巻は
会議やワークショップの量。

構想案検討で10回、基本計画策定段階で半年間で約50回、
管理運営計画策定委員会で84回の会議やワークショップを実施。

当時の矢崎市長のビジョンも明確で、とても共感。

パートナーシップのまちづくりは
「見せかけの市民参加はやめよう。ゼロの時から市民が入らなかったら意味がない」

茅野市のパートナーシップは
「知恵は市民、金は市長、汗は市民と職員が一緒に流す」

仕事においてもそうですが、自分が住んでいる練馬区でもこのようなプロセスが
増えると一区民として、もっと練馬区に対するモチベーションが高まるだろうな、
と感じ入りました。 

 
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