すり合せ①

成城学園高校の課外教室。
高校生が考える小田急グループ所有地の空間プロデュース体験
4回目。
今日はUDS代々木オフィスでUDSメンバーも交えて、企画にリアリティーを。

まずは前回の3つの企画を振り返り。
前回おさらい

UDS藤本さんより、代々木オフィスのリノベーションについて、
企画から設計、施工に至るプロセスを紹介。

いいモノをつくるためにはアイデアやデザインだけでなく限られた予算で
どう実現するかが大切であることをレクチャー。
UDSオフィス紹介

事業計画づくりのレクチャーでは、大切なおカネのしくみについても共有。
資本や資産、負債についても詳細に。

おカネのしくみ

前回まで出てきたアイデアを事業計画にしていくためには、まず総投資額と
年間収入を試算して利回りを考えることをレクチャー。
事業のしくみ

今日のミッションとして、企画を掘り下げた後、建物規模や建設費用、レンタブル比など
事業を実現させていくために必要な定量データをワークシートを使って考えます。
ワークシート

「ワンコインリビングSEIJO<成城のサードプレース>」
サードスペース

「多世代交流型学生のシェアハウス」
シェアハウス

「足湯付きの住宅+カフェ」
足湯

約2時間の企画時間を経て、各グループごとに今日のワークシート発表。
前回までのアイデア、コンセプトなど概念レベルから、建築・延床面積・工事費
売上など、具体的な数字を検討したことで、一気にリアリティーがアップ。

すり合せ③

「音楽スタジオは成城周辺だと4人で800円程度だけど1人1時間500円払うか?」
「値ごろを相場並みにするか、付加価値をつけて高く出すか?」

すり合せ①

「シェアハウスの1室は15㎡?水回りつけて20
㎡にする?」
「建ぺい率40%で建物あまり建てられない分、庭や空地を付加価値にできない?」

すり合せ②

「大学生向けのニーズはあると思うけど、高校生らしさはどこで出す?」
「その企画って、どこが成城革命につながるんだろう?」

1回目や2回目に比べると、質問も熟度が増してきて聞いてて楽しくなってきました。

まったくの白紙で考えるより、敷地条件や法規、予算などの数字と制約があるほど、
アイデアは出しやすく活きた企画になることを伝え、後半、理想と現実両面の
バランスをとりながらつめていきましょう!

次回は11月9日(日)13:30〜。
いよいよ小田急さんにプレゼンするための企画書づくりに入ります。

社長ブログ ブログランキングへ