チラシ①

いよいよOPENが迫る薩摩川内市スマートハウス。
9/26(土)に慶応大学SFC井庭崇研究室と第1回のフューチャーセンタープログラムを
開催しました。

井庭先生と海老名のRICOH Future Houseで共同研究を進めている
「Future Language」メソッドを活用して、今後の薩摩川内市における
論点づくりをスタート。

【プログラム1:これからの子育てと働き方】

スタート

集まったママ3人と約2時間、下記の順にアウトプットを始めました。

①未来のイメージ:黄色のポストイット
(みなさんが理想だと思う子育てや働き方はどういうのもですか?)

②現状における問題・悩み:青色のポストイット
(自分(たち)が今、困っていること、悩んでいることって何ですか?)

③どうすれば実現できそうなのか:緑色のポストイット
(どうやったら実現できそうか、実現方法のアイデアを出して行きます)

④今後も覚えて口に出しやすいように、重要な要素に「名前」をつけていきます

ママ①

実際に薩摩川内市で働くママ、育休中で復職をこれから検討するママ
それぞれに、とてもリアルな声が聞けたこと自体、大きな収穫でした。

買い物、預け方、雨の日の外出、遊びにいく場所、働くスタンス、夫へのリクエスト。
がんばります感が強い子育てサークルはひいてしまう等々

10人ぐらいいるんじゃないかと思わせるほど、日ごろの問題意識がアウトプット。

その中で、一番気になったキーワードが
「適度に働きたい」「短時間で気がねなく働けない」

正直、そこまで無理して働きたくはないが、働くからには回りの人に気がねなく働きたい。
企業側や同僚の中で、このような短時間で働きたいニーズがあまり認知されてないような。。

ママ②

名前がついて、次回以降掘り下げることになったのは
「シェアワーク」「スマートシアター」「親子マッピング」等々。

ママ模造紙


【プログラム2:食と農業の未来】

20・30代農家さんと食品加工、農政担当者6名の対話。

農家①

いまの農業の実態を教えて頂きました。
でも、農業以前に薩摩川内市としての問題にみなさん熱く意見が出ていました。
「これ!っていう産業がない」「プロがいない」「川が活かされていない」
「生産者と販売業者の結びつきが弱い」「シャッター街がもったいない」

農家②

日ごろから問題意識の高い方々だったからでしょうか。
次々に具体的なアイデアが出てきました。
「観光客向けも大事だけど、地元の人が食べるものでなければブームで終わってしまう」
「1人だけ儲かるではなく地元が潤うもの、まち全体で稼がなければならない」
「生産者同士で直接出口をつくってみたい」

農家③

名前としてあがったのは
「オープンシャッター」「川を軸にしたまちづくり」「川内発路地野菜」
「花の6次化」「俺の土製作キット」「雲海野菜」「俺たちでやる」
農家④

プログラム終了後、場所を移して懇親会。
みなさん、集まる機会は多いそうですが、どうしても日常的、技術的な話に
終わることが多いらしく、今日のような未来に向けて自由に意見を言い合える
機会は意義がありそうでした。

チラシ②

翌日、慶応大学SFC井庭研メンバーと打合せ。
次回は10月26日(日)に、2つのテーマとも2回目を開催。

「シェアワーク」働くママに企業経営者、人材紹介会社などを重ね合わせて。
「オープンシャッター」 若手農家さんに空き店舗オーナー、不動産会社などを重ね合わせて。

薩摩川内市スマートハウスは来週10/1に正式OPEN。
10/4(土)11:00からオープニングイベント開催。
13:00からはFMさつませんだいが1時間の生放送で番組収録。 
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