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2学期最後の今日、これまで8週にわたり議論を重ねてきた「Memori」
プロジェクトを高校生たちが直接、学校・設計事務所にプレゼン!

3限目は、1人5分をめどに4人でプレゼンパートの割り振りとプレゼン
内容を考えました。
リハーサルをするかどうか話し合い、最後まで考えて、ぶっつけ本番を選択!

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高校から校舎建設専門部会の担当の先生、法人管財課長、広報ご担当
設計事務所の部長、ご担当者の5人の大人を相手にプレゼンスタート!

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今回のようなプレゼンは経験ないと言いながら、堂々としたもの!

プロジェクト名称「Memori」の由来からはじまり、そもそもの目的、
目標、そしてこれまで議論してきた「未来の課題」→「解決策」
→「理想」→「FUTURE WORD」の順にプレゼン。

「5分もしゃべれない」と言ってたにも関わらず、5分を超える熱弁。

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2枚目のシートは、FUTURE WORDを具体的にレイアウトに落として
詳細をプレゼン。

「今やりたいこと」だけではなく、未来に起こることも踏まえて考えたこと、
後輩たちに明るく楽しい学園生活を送ってもらいたい想いを、高校生らしい
わかりやすい言葉で伝えてもらいました。

最後に、「成城学園っていい森があるんだって!」という口コミで
最終的には入学者が増えるように!とでき過ぎ(笑)のまとめ。
学園関係者みなさんに聞かせたいきめのフレーズでした。

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残りの20分、プレゼンを受けた大人たちからは賞賛の声ばかり!

「単なるアイデアではなく社会問題も考えたところが良かった」

「ロゴデザインまで考えていて、ぜひ実現させたいと思った」

「人口減少、少子高齢化が学園にとって一番大きな課題であり、
 そこを考えているところが素晴らしい」

「"交園”というFUTURE WORDが特にいい。大学としても外国人
 留学生を積極的に増やしているのでドンピシャ」

「設計やってる立場からすると、通常は大きなコンセプトを決めて
 個別に機能ごとに落としがち。それと逆のプロセスで、AI化や
 社会問題を踏まえて個別のキーワードを出してつくっていくのは
 新鮮で感動した」

「ネーミングセンスがいい!」

「大学生とこの類の話をすることが多いが、夢物語で終わりがち、
 今回の内容はお金のことや現実の課題も踏まえられてるように
 感じ、すぐ実現できそうだと思った」

「"成城の輪”というFUTURE WORDは大事。もともとこのまちが、
 成城学園が出来てから人が住み始め砧村から世田谷区成城になった
 歴史があり、もっと地域コミュニティーとつながっていくべき」

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最後に学園の方々からも、今日のアイデアをどれだけたくさん取り入れ
られるか、これから積極的に検討するとの言葉をいただきました。

4人が高校に帰ってきたときに、自分たちで考えたアイデアが
「これもある」「あれもある」とワクワクして、いつでも帰って
きたくなるようになればベストですね!

これまで一緒につくってきて、「理解しているんだろうか?」
「面白いと感じてるんだろうか?」と手探りの連続でしたが、
今日のプレゼン、めちゃくちゃ論理的で想いも表現できてました。

な〜んだ、ちゃんとわかってて結構面白がってたんだな、
とその底力、ポテンシャルに恐れ入りました。

「私たち本番に強いでしょ」と調子よく言ってました(笑)