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6月11日(土)山口県周防大島で開催された
食べる通信リーグ運営会議で、京都食べる通信発刊
のプレゼンを行い、承認を頂きました

日本食べる通信は、第1回日本サービス大賞
地方創生大臣賞も受賞、全国で34地域が加盟
http://taberu.me/post/news/20160613/1872.html 

食べる通信とはUDSが運営する銀座ファーマーズ
ラボでの出会いをきっかけに、4月にUDSとして
京都での食べる通信発刊にチャレンジすることを
決めました。 

UDS民事再生後、浮上のきっかけとなったのが
代々木ゼミナールの校舎をコンバージョン企画
設計し、自社運営するホテルカンラ京都でした。

以来、6年間、京都に約50人のスタッフが常駐し
カンラの語源である都を意味する「洛」を「感」
じれるよう、コンシェルジュを中心に京都の
良さを伝えることに注力してきました。

短期間でのプレゼン企画書づくりに向けて、
ホテルメンバーを緊急招集し、その場で
27歳のホテルコンシェルジュ大西さんを編集長
過疎化が進む京都伊根出身の料飲マネージャー
大上さんを副編集長に、全ホテルメンバーが
全面バックアップで企画づくりをしてきました。

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プレゼン会場となった周防大島は2年前に中学生の
キャリア教育の件で訪れたことがあり、なにやら
運命的なものを感じました。

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冒頭で食べる通信代表の高橋博之さんと周防大島
町長からもエールを頂き、緊張が高まりました。 

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当日のプレゼン、私が冒頭1分、その後、大上さん
大西さんで熱弁をふるって頂きました。

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大西さん、大上さんともにほぼ初めての
プレゼンながら、周囲の協力を得ながら
この一週間、猛練習してきた甲斐もあり、
堂々と想いを伝えられた10分間でした。

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代表の高橋博之さんから、なぜそんな
に儲かりもしない食べる通信を発刊しよう
としたのかと問われ、迷うことなく
「UDSはコーポラティブハウスからはじまり
 面倒臭いことから新しい価値を生んできた
 会社だからです」と回答させて頂きました。

また、私自身、ホテルこそがその土地の良さを
引き出し訪れる人たちに紹介しつなげていく義務
がある場だと考えており、カンラでの実績がきっ
かけとなり日本中のホテルで食べる通信が発刊さ
れ、全国各地域の生産者と消費者がつながってい
くことを理想に思っています。

当日の夕食時に、審査通過の報を聞き、ほっと
安堵するとともに、全国の先輩たちの実体験を
聞きながら、これからが本当に大変なんだろう
な、と身がひきしまりました。

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ホテルで働くことは必然的に閉ざされた環境と
人的ネットワークになりがちですが、このよう
に全国津々浦々の猛者たちと少なくても3ヶ月に
1回は一同に会し、お互いに励ましあいながら
うまくいった事例、いかなかった事例を積極的に
共有していくことは、ホテルマンのキャリアに
とっても必ずプラスになると思います。
 
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まちづくりのお手伝いをしていく上で必ず
ぶち当る農業、生産者の課題。

UDSがやるからには、これまでの31誌と異なる
新しいチャレンジをして、食べる通信全体に
少しでも良い影響をもたらしたいと思います。