長年、半期末ごとに社員のプレゼンを聞かせて頂き
いつも思うことは、成果を出した人は総じて目標の
立て方が良いということです。

ともすると目標は、
・設定時に想像のつくこと
・やらなければならないこと
・とりあえず項目に合致しそうなことを埋めてみる
となりがちです。

「いい目標」という絶対の定義はありませんが、
自分のやりたいことと、所属組織のやりたいことが
重なり合う内容になっていると「いい目標」になる
確率は高いと思います。

所属組織というのは、一番拡大解釈すれば世界
(地球)、日本、東京、業界、会社、組織、拠点
などが該当すると思います。

どの範囲で設定しても良いと思いますが、まず
考えやすいのは会社や事業部、拠点だと思います。

会社・事業部・拠点として、
・ここ半年どうなっていきたいのか?
・どうなるべきだと思うか?

それに対して
・自分のやりたいことと重なる部分はあるか?
・自分ができるようになってより貢献できると
 したら何か?

など、自分と所属組織を関連づけて考えることが
目標の立て方の一つ目のコツです。

その場合の注意事項として、所属組織の方向性に
ついて、勝手に自分が解釈するだけ、自分に見え
ているだけのレベルで設定されることです。

これを回避するために、役員やマネージャーとの
すり合わせがあります。

一担当者としては見えない大きな方向性について
役員やマネージャーは案内する義務がありますし
しっかりと各個人へ組織の中での期待値を明言し
てください。

このように目標の立て方の二つ目のコツは、自分
だけで決めず客観的な意見を取り入れることです。

コツの三つ目は、いかに自分から仕掛けるか?
誰に言われたわけでもないが、自分としてこれを
やれば組織もよくなるし自分にとっても成長に
つながると思える目標をつくれるかです。

なんやかんやいって、職種を問わず日常の仕事の
9割以上は「来た球を打つ」だと思います。

起きたことへの対処、言われたことへの対応など
その対処や対応の仕方でクライアントや仲間の
信用、満足度は変わるため大切なことです。

とはいえ、「来た球を打つ」だけで本当に新しい
価値を提供できるのか?自分の成長につながるの
かと考えると、かなり確率は低いと思います。

いかに球が来るまえに先に投げ込むか?
打つ球をあらかじめ予測して構えるか?

目標としては多少抽象的になっても構わないので
この半期、自分から仕掛けて今まで会社や部署で
経験したことのない新しい選択肢の提案や価値
提供をする!という内容が理想だと思います。

人口減少、成熟経済、国境レス時代を迎えること
が必至な日本において、新しい価値を生み出す
選択肢を提案し続けなければ、私たちのような
ベンチャーは生き残れません。

そのために、まず個人の目標の中に新しい価値に
つながる内容がなければ組織目標は実現しません

①個人と組織のやりたいことが重なり合った目標

②自分だけでなく客観的な意見も取り入れた目標

③新しい価値を生み出す選択肢の提案となる目標

この3つを意識した目標がひとつでも多く設定
されていくことが、求める成果への近道になると
思います。