UDS STYLEの4つめは
「みんながハッピーになること」です。

クライアントに満足してもらえるのであれば
建設会社や近隣やお取引先に迷惑をかけても
よいのか?と言えば当然NOです。

もちろん、キレイ言ばかりは言ってられませ
んし、ビジネスではどこかにひずみや負担を
強いることは避けられません。

でもほんとうにいいモノを創り続けるために
は、関係する人全員がハッピーになることを
目指さなければなりません。

私がショッピングモールの経営をしていた時
母体の企業が手形不渡りを出して店の営業が
停止せざるを得ないときがありました。

そんな時、助けてくれたのはアサヒビールや
ハウス食品といったメーカーや問屋さん、
地元の豆腐屋さんたちで現金で仕入れを続け
させてもらい、奇跡的に店を継続営業できま
した。

ともすると、小売業は仕入れ先に対して権限
を乱用して無理難題を言うものです。

でも、いざというとき、普段から当たり前に
お客様に対してと同じスタンスで接していれ
ばパートナーになって頂けます。

要は、日頃の姿勢や態度と思います。

ビジネスですので、コストやスケジュールが
厳しいことはわかってもらえます。

、偉そうにしたり、立場に甘えてぞんざ
いな口の聞き方をしたり、やることを当然と
してやらせたり、そういう行動は戒めないと
いけません。

近隣、地域においても同様のことです。

新しく建物が建ったり、工事がはじまること
は迷惑以外の何者でもありません。

仕事を超えて、どこまで、その迷惑を最小化
しようと努力しているか、そんな人間性が
問われるのではないでしょうか?

あと、気をつけなければならないのは小売業
やサービス業では特に、特定の会社から仕入
れたり、仲良くしていると癒着・贈収賄の
疑念を持たれるということです。

常に疑われる、ぐらいの意識でいいと思い
ます。

日頃のお取引先との付き合いがなーなーに
なってないか、無駄な接待を受けてないかなど
これを機会に自問しましょう。

私たちけでクライアントを満足させることは
できません。

様々なパートナーとチームになって、その地域
や近隣の方々とは時間をかけて良い関係をつく
っていくことにベストを尽くして行きましょう。


(2011/12/05_マネジメントだより_049)