UDS STYLEの5つめは
「世の中の役に立つこと」です。

至極当たり前で一般論的かもしれません。
個人的には一番大切なことと思います。

世の中は、人と地域や世界とか含めた総称
と思って下さい。

人生の半分を過ごすことになる仕事ですから
仕事は楽しみたいといつも考えてます。

私の場合は人の役に立つことが一番楽しさを
実感できることと思ってます。

いきなり人のため、とか地域貢献とか考える
人もいると思いますが、キレイごとで終わら
ないようにするためにも、まずは、自分に
とって、という順番でも良いのではないで
しょうか。

自分にとって、人の役に立ったり、地域の役
に立つことの意味がつながってくると、具体
的に考えていけると思います。

あと、抽象的に終わらせないためには
「誰・どこに対して、どんなことで役に立つ
のか」を決めることが必要で、そのためには
自分なりにテーマをもつと有効です。

例えば私ったら、子供に対して、社会との
接点をつくるお手伝いをすることをテーマに
はしています。

テーマが決まると、継続的に考えたり調べた
り気に留めたりするので、プロジェクトごと
に部分的にアイデアとして加えられます。

カンラやアンテで実践しているようにゲスト
の役に立つけでなく、京都や六条、九条
など周辺地域にとって役に立つよう考えて
実践していると思います。

これはUDSらしいホテルづくりの方向性
思います。

対象とする人や地域にとって「不」のつくも
のを解消していくと考えやすいのではないで
しょうか?

「不便」「不安」「不満」「不信」などなど
いくつも出てくると思います。

今一度、自分が担当している案件で、実際
そこを使う人、その場所にとってどんな役に
立ちそうなのか、自問していきましょう。

(2011/12/12_マネジメントだより_050)