新オフィスが原宿で内定しました。来年1月の移転
を目指してこれから一気に準備に入ります。

明日は早速、慶應SFCの井庭先生、井庭研メンバー
と朝から3時間かけて新しいオフィスの設計与件と
なるようなFuture Languageワークショップを実施。

今の代々木オフィスをリノベーションする際にも
同様のワークショップを行いました。添付参考に。
これが井庭 研との記念すべき第1回目の取り組み
でした。

2Fは創造スペースとして、
「創造性が引き出され、企画とデザインが進む」
1Fは対話スペースとして、
「社食、接客、カフェで社内外の交流が進む」
をテーマに全員で理想と現実、解決策、Future 
Wordを出して頂き、そのまま企画、設計に入って
いきます。

たまたまUDSのオフィス移転が重なりましたが、
最近、改めて『働き方』に関する情報量が増えて
いると感じます。

震災後の2011年から「つながり」や「ソーシャル」
「起業」をキーワードに、シェアオフィスや
コワーキングスペースが一気に出来始め、UDS
でもLEAGUE事業がスタートしました。

ここ最近は、地方創生やワークライフバランスの
トレンドが重なり、メディア露出も増えています。

トレンドは抜きにして、これから益々問われるの
が自分らしい『働き方』です。

この『働き方』という言葉、かなり広範囲な
概念を含んでいるので使い方は要注意です。

例えば、今月の内閣改造で新設された「働き方
改革相」でうたわれている働き方改革は主に
・同一労働同一賃金の法規制化
・解雇の金銭補償ルール
・60歳定年退職制の見直し
・長時間労働の法規制
など、働き方というよりは労務法規、雇用ルール
に関わることで、それはそれで大事ですが、個人
の新しい選択肢につながる類いではありません。

私なりに、『働き方』の概念整理をすると
広義から狭義に向かって4つほどあると考えます

①雇用の選択

単純な分類は、雇用されるか、されないか

雇用される範囲の中でも正社員からアルバイト
までいわゆる非正規社員と呼ばれる分類があります。

雇用されない範囲はもっと幅広く自営・個人事業主
・フリーランサー・起業等、定義は曖昧ですが。

細分化すれば私のような経営者も株主からの委任
契約という1つの選択肢にはなると思います。

②職数の選択

単純な分類は、本業のみか副業ありか

パラレルキャリア、ブルワークスなどで説明
されるように、複数の仕事を対等な力加減で
携わる人も増えてきてますね。

③場所の選択

単純な分類は、いつも同じオフィスか他もあるか

三三が神山町に設けて話題になったサテライト
オフィスや二拠点オフィスなどは②との関係でも
出てきています。

背景にはwi-fi、スマホの浸透により、どこでも
仕事ができるインフラ環境の整備があります。

④時間の選択

単純な分類は、通常勤務か短時間勤務か

今のところは育児・介護など期間の際に正社員
の立場ながら勤務時間を短くする。

あるいは「社員をサーフィンに行かせよう」という
本にもなったパタゴニアに代表されるように時間数
けでなく時刻の概念も社員側に一任するなど。

ここはUDSも創業期からこわってきた
ところのフルフレックスで実践済みです。

いずれにしても、私が一番大切と思うのは
自分のキャリア、働き方は自分で考え、自分で
つかみとっていくことです。

その際のスタートはやはり自分が何をやりたいか
どうなりたいかを考え尽くすことにあります。

もちろん、社会や会社の環境・ルール改善に依る
ところも大きいのですが、本質は自分の
「〜たい!」という意志と思います。

上記のような『働き方』に関するセミナーやワーク
ショップなど、私も仕事柄よく行きますが、
大企業の中堅の方々が集まってることも多いです。

意見も積極的に出て、議論も活発にされるのですが
どうもそれで終わってるように見受けられ、個別に
話をしていても、で、結局何をしたくて、何をする
ためにそのような働き方を望むのか?と聞いていく
とボヤッとしていることが多いです。

全員が全員ではないと思いますが、なんとなく今の
仕事・上司・組織に対する不満、所属組織への権利
主張、悪く言えばワークライフバランストレンドへ
便乗した福利厚生要求、と言いたくなるような人た
ちがいることも事実です。

UDSで『働き方』について考えることはとても大事
ですし、経営・人事的にも最優先課題の一つです。

制度先行、トレンド踏襲に陥るのではなく主体的に
自分ごととして、何をしたくて、どうなりたくて
新しい働き方の選択肢をつくっていくのか、明日を
皮切りに、継続的に議論していきましょう!

(2016/08/21_マネジメントだより_316)