今週もビジョンヒアリングを通して、様々な
部署、職種のみなさんと話をさせて頂いて、
たくさんの気づきを頂いてます。

人数が多くなったことより、国籍や職種をは
じめ、ジャンルの広がり、バラエティに富ん
できたことの方により変化を感じます。

一緒に働いてみて初めて気づくことや改めて
考えさせられる課題もでてきます。

課題のひとつめは多国籍化に伴う、異文化に
おけるコミュニケーションのとりかたです。

一番、気をつけたいのは呼び方や紹介の仕方
の違い。

ファーストネームかファミリーネームか。
あるいは日本でいう「さん」付けか、名前
けを呼ぶのか。

日本語と違う順番やミドルネーム、愛称など
国によって、呼び方の習慣が違います。

紹介する時に、相手に興味を持ってもらいた
いこともあり、名前より先に国を言うことが
あったり、結果的にマスコット的な位置づけ
にしてしまったり…

私にも心当たりがあり、改めて反省すること
も多いです。

まずは、一人ひとりどう呼べばいいか、どう
紹介したらいいか、その他、日頃、コミュニ
ケーションでストレスはないかを直接、確認
することが一番です。

私自身、藍天城プロジェクトで1年間北京に
いて、日本人と初めて仕事をする中国の会社
に常駐してました。

その時、私のことを名前を呼ばず「日本はど
?」と言われることもあったり、社外の
人に紹介される時、必ず「日本の中川」と
言われてました。

日本を代表している、とポジティブに捉える
こともありましたが、一方で常にアウェイ感
があったことは否めません。

仮に日本にいるとき、必ず東京の中川です、
と言われてると不自然な感じですものね。

韓国UDS設立も決まり、ますますグローバル
化を進めていきたいUDSとしては、多国籍な
人たちと働く上でのコミュニケーションにつ
いて、もっと貪欲に学んでいかなくてはなら
ないと思います。

日本標準、UDS標準けはやめましょう。

国で括るのも無理はあるので、基本はパーソ
ナル対応という基本は全国籍共通。

今後、以前にママ社員の座談会を開催して頂
いたように、多国籍座談会など、日常的に異
文化のコミュニケーションを考えたり、意見
を交換できる場をつくっていきます。

当たり前に、近い将来、国籍が話題になった
り、過度に意識することがなくなる組織にし
ていきたいですね。

もうひとつ、企画、設計、運営に代表される
異職種でのコミュニケーションにも、もっと
もっとセンシティブになっていきましょう。

レストランにおける、ホールとキッチンの
関係性も永遠の課題ですよね。

職種×用途(ホテル、飲食など)で益々、
自分の標準が相手の標準ではないことが増え
ていきます。

私を含め、誰しも自分の業界、職種を標準と
して相手にも強いるコミュニケーションを
しがちです。

わかりきっていることとは思いますが、企
画が偉いわけでも設計が偉いわけでも運営が
偉いわけでもありません。みんなフラット。

社内で、全職種の人と均等に話しているのは
という自覚のもと、今後、より積極
的に伝えていきます。

コミュニケーションの主役は話し手ではなく
聞き手、受け手であるという大原則を常に忘
れないことが大切です。

相手が理解できる言語を使う、当然に相手が
不快に思う表現を使わないなど、相手の立場
にたったコミュニケーションを徹底していき
ましょう。

規模がどれけ大きくなっても、事業範囲が
どれけ広がろうとも、UDSが大切にする軸
は変わりません。

クライアント・フォーカス、
チーム・アップ、
そして仕事を楽しくする。

日頃の身内におけるコミュニケーションこそ
しっかりと礼節をわきまえ、気持ちよく働け
るよう、みんなで努力していきましょう!

(2018/05/27_マネジメントだより_408)