母校の関西学院大学でキャリアゼミの講義をしました。
自分史上、最長不倒?の11時間講義!!
昼食、夕食も含め、可愛い後輩19名とガッツリ。

伝えたいことは7つ。

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①自己紹介・UDS紹介
 →仕事は楽しい

自分のキャリア、UDSでの経営の体験を
生々しく1時間。
特に失敗に力点置いて。。

経営・まちづくり・人材開発の3つを軸に
一番大切なことは「仕事を楽しむこと」

一日で100回は言ったかも 笑。

②日本のデータ直視
 →自分で事実を調べる

4グループに分かれてディスカッション形式
人口減少・高齢化・若者流出・少子化・
地方消滅・年金・農業者減少などなど
日本の厳しい現実をデータで次々に

いつも思うけど、学校でこういうデータを
もっと生々しく共有してほしい。

世の中、解釈が多すぎるので、鵜呑みにすることなく
リアルなデータをみて自分で考えてほしいな、と。

③インバウンド&イノベーション
 →東アジアで考える

厳しい現実の日本において打開策を2つ
インバウンドとイノベーションに光明あり

インバウンドはもはや観光産業の話を超え
日本の成長産業、という経営してての実感を。

イノベーションは、基本は「考える力」
学生のうちから企画力をつけよう!

④FUTURE THINKING
 →未来は自分で創る

2035年について
「身体」「科学」「移動」「スタイル」「リスク」
「政治」「経済」「環境」をテーマにディスカッション

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⑤グループディスカッション
 →フラットに話し合う

今日、伝えてきたこと。
インバウンドの可能性がある。
イノベーションを起こす

この2つの実践として、滋賀県のインバウンドツアー造成の
企画会議

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話し合うだけなら大学でもやってるだろうから、
UDSが進めるリアルな米原駅前開発プロジェクトを紹介、
慶應SFC井庭崇研究室&小田急電鉄が開発した
「日本の楽しみ方スタイル・ランゲージ」を活用して
ワークショップスタート。

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UDSの社員、関学4年生で4月からUDSに入社する
内定者も加わりアイデア出し。

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1時間にわたる造成会議を経て4グループ発表

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琵琶湖 de NIGHT CRUISE

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タイムラプスツアー

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のんびり琵琶湖ツアー

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しぜんさんぽ

⑥マルチプル・インテリジェンス
 →好きを見つける&増やす

ハーバード大学のハワード・ガースナー教授が
開発したマルチプル・インテリジェンスを使って
「好き」と「強み」の探求

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19人が8つの知能に分かれていきます。
ちなみに8つは
①言語的知能 ②数学・論理的知能 ③空間的・視覚的知能 
④身体的・運動的知能 ⑤リズム・音楽的知能 ⑥対人関係の知能
⑦内観の知能 ⑧自然・環境の知能

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夕食は同じ知能を持った人同士で。

⑦キャリアプラン共有
 →好きを活かしたキャリア

夕食を終え、車座になって19人が
一人ずつ、自分が思い描くキャリアプランを発表
みんなで質問し合いながら終了予定をオーバーして
延々3時間近く。

発表してもらったのは7項目
「どこに住んでる?」二拠点居住を見据えて2箇所
「どんな仕事をしている?」ダブルワークスを見据えて2つ
「家族構成を教えて!」「休日の過ごし方」
「20年ごも学び続けたいこと」「貯金額はズバリ...!」
「どの国と交流を持ちたい?」


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キャリアを考えるなら、まず人生考えてほしい。
所詮、仕事なんて人生の一部だから。
でも、大きな影響をしめることも然り。

みんなに発表した後、「10年後ワクワクしますか?」と
聞いてみました。
100点満点で採点してもらい、足りない人にはその理由。

多かったのが、仕事で何やりたいかまだわからないから。
じゃ、仕事でやりたいこと見つかってきたら人生100点だね、
みたいな話を中心に、ざっくばらんに話し合えたのが
1番の収穫でした。

自分のキャリアなので人から評価されることもないし
何がよくて何が悪いかなんてない。
自分がワクワクするか、楽しいか。
とにかく自分で考える力をつけてほしいな、と。

個人的には、世の中や人のために役に立てることほど
楽しいことはないし、そのためには高度な技術や知見
が必要になると感じていることを一番伝えたつもりです。

そのことは、実は関学のスクールモットー
「Mastery for Service(奉仕のための練達)」
なんですよね。

「Mastery for service」の画像検索結果

自分自身、在学中には理解ができなかったけど、
卒業して何年かたってものすごい腹に落ちた、
という話で締めとしました。