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タイトルはデザインだけど、これからの「ものの考え方」が中心の印象。
日々の実務で、マネジメントやコミュニティ、空間を考える上で「オープン」
日本語的に「開かれてるか」を意識することが多くなってるように感じます。 

未来のデザイナーは、スキルのないユーザーでもものをデザインできるような
環境を形づくり、メタデザイナーにならなければならない。


UDSの設計担当に求められる内容でもあり、経験のなりクライアントでも
自発的に参加できるようなしくみづくりが、最終的には満足を勝ち取れると思います。

オープンデザインの重要な目的の一つは、デザイナーとエンドユーザーの間の壁を
壊し、エンドユーザー自身がデザイナーとなって必要なものを自分たちで作れるように
すること、それによって中間の仲介者を飛び越えること。

コーポラティブハウスも1つのオープンデザインのしくみなのかなと思い共感しました。

興味深かったのは、参加の実態についてのデータ。

すべてのYou Tubeユーザーで実際にビデオコンテンツを提供しているのはわずか0.16%!
Flickrユーザーのうち、自分の写真を提供しているのは約0.12%!

ユーザーの1%が提供、9%がコメント投稿、残りの90%は静観しているだけ。

FacebookやTwitterでも似たようなもので、これが1%の法則と呼ばれてることなのでしょう。

社内でも情報の発信や共有を促しながらも、だいたい発信する人が限られるのも納得。
発信すること自体が希少で価値があるとポジティブに捉え、積極的に発信していきたいものです。

いずれにしても、あらゆるビジネスの場面で「シェア」や「オープン」の要素は
求められてくるだけに、自分たちなりのオープンソースマネジメントを実践していく
必要性を感じるよい機会になりました。

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3たびオランダに行きたくなりました。